信用・信頼は一朝一夕ではつかない
こんばんは、コムロです。
週明けとなり、いつも通りの投稿時間となりました。
今日も元気に投稿をしていきます。
年度末で、どの企業さんや人も忙しいと思います。
新入社員の受け入れ、異動、新生活の準備…そのほかにもたくさん要素はありますね。
自分の会社は、結構珍しいタイプで忙しいのではないかと思います。
そう、「研修の準備」ですね。この時期は毎年4月から始まる新入社員研修の準備でてんやわんやです。
そのような中でも、時間を作って執筆ができているという事は時間の使い方が上手くなってきているのかもしれませんね。
今日は帰りの電車の中でテーマを考えていました。
そこで浮かんだテーマが今日の「信頼は一朝一夕ではつかない」というものです。
このテーマの原体験は、自分自身の大学時代に遡ります。
当時、自分は某大手通信キャリアの代理店営業をしていました。
1週間に1回東京と、富山をいったりきたりするという生活をしていました。
なかなか成果が出ない中で、あるお客様とご成約まで至った時にこう言われた事がありました。
「君だから契約した。君だったら嘘はつかないし、誠実だから。他の人だったら契約していない」
この体験は強烈なものでした。
ただ、契約までに至るまでにはかなり長い時間がかかりました。
他の営業マンだったら1回で成約できるところを、私は4回かかりました。
当然相手に長いを時間を取らせて話を聞いていただいた事は今でも申し訳なく思っています。
この体験から得た事は、「信用や信頼は生半可な覚悟や努力」ではものではつかないという事です。
よく、信頼と信用は並べて話される事が多いですが、意味を調べると少し違う事がわかりました。
記事より引用
大辞泉には、
信用:それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること
信頼:信じて頼りにすること。頼りになると信じること
これだとわかりにくいので、くだけた表現をすると、以下のようになります。
信用:過去の実績や成果に基づく → 客観的、物質的
信頼:信用に基づく。未来の行動を信じ期待すること → 主観的、精神的
引用元:信用と信頼の意味の違い。「今はまだ君を信用できないけど信頼してるよ」と言われて救われた話|羽田 知弘|西粟倉・森の学校|note
信用というのは、過去の行動や、その人自身が出した結果から生まれるものであり、信用を積み重ねた上で生まれるのが信頼という事だそうです。
信用は過去から生まれるもの、信頼は未来に期待するものだという事です。
自分はそのお客様に関して、依頼を受けたものに関しては必ず約束を守り資料や、見積もりを作っていた「実績」が評価され信用が生まれ、「こいつなら信頼してもいいな」と思われたのです。
だからこそ、仕事でもプライベートでも誠実に近くの人と接するべきです。
誠実さ=人として当たり前の事をする事
では、誠実さを出すためにはどうすれば良いのか?
それは、実に単純な事なのです。
時間を守る、約束を守る、お年寄りに席を譲る、相手の時間を奪わない、交差点で赤信号は渡らない…まだまだありますが、普段の生活からどれだけ他人に対して誠実であるかの習慣が仕事においても出るのだと思います。
自分も書きながら最近の行動を思い出していますが、果たして誠実な行動ができているのかと問われれば、できている部分とできていない部分があります。
できていない部分は無くし、できている部分はこれからも習慣として継続をしていく事、それが大事なのです。
「普段力=人間力=仕事力」
以前、あるセミナーに行きました。そのセミナーを主催している人は営業のコンサルティングを行なっている方で、かつては教材販売において全国1位を何度も獲得し、今では数多くの交流会の主催をされているとても人間的に魅力の溢れる方でした。
その方がセミナーの中で常々おっしゃっていたのが、「普段力=仕事力」というキーワードでした。
飲食店での店員さんに対する態度や、休日でも常に最高の自分を保つ事が大事だとおっしゃっておりました。
世間は狭いです。自分の知り合いや、取引先の方が近くにいるなんてことは普通にありえる話です。
常に自分は見られているという意識を持つことで人は変わることができます。
人として当たり前のことを積み重ねることで、信用・信頼の財産は積み重なっていくのです。
では、ではでは!