ダサいからの脱却

IT企業で営業をしており、XJAPANをこよなく愛する24歳です。

点ではなく線で物事を考える大切さ

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こんばんは、コムロです。

 

今日は「点ではなく線で物事を考える大切さ」というタイトルです。

 

昔から自分は野球が好きで、特に今回のサムネイルで使っている2人を野球界の人間の中で特に尊敬をしています。

 

落合博満さんと、イチローさんです。

 

野球を知らない人でもある程度知名度がある二人だと思いますが、実は一度だけこの二人がテレビで対談をしたことがあります。

 

落合さんはこの動画の中で良いバッター(打者)の条件を以下の言葉で表現しています。

 

「いいバッターは、線から点でボールを捉える。悪いバッターは自分が点に衝突していくだけなの。」(動画の1分50秒ごろ)

引用元:

www.youtube.com

 

野球でバッティングという動作は、動いている球をバットで捉えて前に飛ばす作業なので、動いている球がバットに当たるまでにとんな動きをしているかを見ることができる能力が必要です。

 

球の軌道=線であり、インパクトの瞬間=点なのです。

 

線で物事を考える=俯瞰的思考

 

この動画を見ながら自分が考えていたことは、「線から点」というキーワードが野球のバッティングのみならず普段の生活や仕事にも生きるのではないかということです。

 

私も例外ではないのですが、「点」でどうしても物事を捉えがちになってしまいます。

しかし、物事を「点」で捉えると視野が狭くなってしまい、実はもっと大事な問題を見落としていたりということがよくあります(今でもそうです)

 

それでは、情報に踊らされてしまい、最適な決断ができなくなってしまうのも無理ありません。なぜなら一点でしか物事を見れていない人間に想定外の情報を流したとしたら確実に頭が混乱をするからです。(この記事を執筆している私がそうですね)

 

だからこそ、物事を俯瞰的思考で捉えることがとても大切なのです。

 

線で物事を捉える=俯瞰的思考

俯瞰的に物事を捉えるためにはまずどうすれば良いのか?

これは今私が実際に訓練をしていことと、インターネットに記載をされている情報を融合した形で紹介をします。

 

前提として、物事というのは、必ずストーリーがあります。

例えば、今世間を賑わせているコロナウイルスの世界的な爆発的感染に目を向けてみましょう。

ここで大事なのは「コロナウイルスが流行っているんだ」という事実で思考を終わらせてはいけないことです。

コロナウイルスが流行ったのは何故なんだろうと考えてみます。考えると、自然と流行った経緯について調べだします。

そうすることで、どんどんコロナウイルスについて深掘りをすることができるのです。

行き着く先は人それぞれかもしれないですが、深掘りをすることで、「じゃあ予防策は?」という発想に着想をするかもしれません。俯瞰的思考は自分自身を時には守り、時には自分自身のスキルアップに大いに役立ちます。

 

仕事においても、俯瞰的に物事を見るということは同じことです。

 

ゴール(点)をイメージする→ゴールに到達するまでのストーリー(線)を作る

これは、今自分が取り組んでいる俯瞰的思考をつける為のトレーニング方法です。

自分は一点集中が得意なのですが、複数の物事が集まると途端にパニックになってしまう傾向があります。

 

たまに、「なんであれだけプロジェクトを抱えているのに仕事回せてんのかな」と思う人がいますが、それはタスクの組み立て方がうまいということです。

 

人間は本来マルチタスクができない生き物です。どんなに優秀な人でもそれは同じだそうです。(稀にいるかもしれないですが…)

 

まず自分は紙に書いて今自分がやるべきタスクはなんなのかを洗い出します。そのタスクは必ずゴール(点)をまずイメージします。イメージした後は、ゴール(点)にたどり着くために必要なストーリー(線)を書き出すのです。

PCの中にあるメモ帳で整理するものよいですし、タスク管理アプリを使って順番に並べることでもよいでしょう。

 

とにかくまずは、やるべきことを全てわかる範囲で良いのでだすのです。

 

そして出した後に、やるべきことに順番をつけて整理をすることです。

 

順番をつけることで、ストーリーができるので物事にとっかかりやすくなります。

 

自分のブログに度々出てくる「イシューから始めよ」(著:安宅和人)の一説にはこう書いてあります。

『「人が何かを理解する」というのは「2つ以上の異なる既知の情報に新しい繋がりを発見する」と。

 

例えばですが、

1.「B君はサッカーをしている」

2.「B君とC君は同じスポーツをしている」

2を一方だけを聞いたら、B君とC君がどんなスポーツをやっているかすらわからないでしょう。

ただ、1を聞いたらB君とC君ともに同じサッカーをしているとわかるはずです。

 

これは、頭の中で1と2の繋がりが見つかり、1と2でストーリーラインができたからこそ理解が一気に深まった例です。

 

ストーリーラインを自分の中で作ることができる人は、圧倒的に強いです。

決断も早いですし、仕事も成功のイメージから逆算ができているので成果を出せます。

 

線が、面に広がるともっと強いですが…私はまだそのレベルでは全くないので、今日はこのぐらいにしておきます。

 

レベルアップしたら、面で捉えることの記事を出そうと思います!

 

今日のまとめ

・物事を点で捉えるのではなく、線で考えること

・線で考えるために、ゴール(点)からストーリーライン(線)を描く

 

では、ではでは!