物事の本質に重要な抽象化
目次
GWだからこそ自分なりにできることをやってみる
こんばんは、コムロです。
いよいよ大型連休がスタートしましたね。
例年であれば、行楽地がにぎやかになる季節だと思いますが、今年はSTAY HOME(おうちにいよう)ということで自粛ムードが広がっています。
私も、今年は実家に帰省をしようと思いましたが、さすがに危ないなと思いやめました。この状況で、東京から地方へ行くこと自体がすでにコロナウイルスを広げようとしていること と同義ですし、自分も比較的家にこもっているとは言えどもどこでコロナウイルスに感染しているかがわかりませんからね。今は身近な人を守るためにも不要な行動はなるべくとらないようにしていこうと思います。
例年とは違う大型連休で、圧倒的に自分ひとりの時間が長くなることを考えたときに普段できていないことを大型連休中に習慣にしてしまおうと思います。
それは、以前からさんざん言ってきた読書した本の内容の共有です。
このブログはもともと読書した内容のアウトプットをしていくというのが目的でしたがいつのまにか自分の体験談や本とは何の関係もない話をしてしまっていました。
今回は、私が今読んでいる本で印象に残ったことをアウトプットしていきたいと思います。
今回は三浦崇宏さんの「言語化力」を紹介します。
「言語化力」の本を一言でまとめると、「言語化力が上がれば人生が好転する」です。
言語化力が低いと、やはり何するにしても大変です。
その中でも重要だと思ったことをこの文で共有したいと思います。
物事の本質をつくのに必要な抽象化
言語化力の本の中で書いてあったことで印象的だったのが、物事の本質をとらえるための抽象化という概念が重要であると書いてあったことです。
抽象化というのはどういった概念なのかをいかに記します。
抽象化とは何か~
<抽象化の意味>
抽象化(ちゅうしょうか、英: Abstraction、独: Abstraktion)とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は無視する方法である。
引用元:
と書いてあります。
メモの間魔力を著した前田裕二さんは 「抽象化は人間のみが持つ最大の武器である」
とまで主張をされています。それぐらい重要な概念ということです。
それでは抽象化の例を挙げてみましょう。
あなたはお母さんからケーキのおつかいを頼まれました。
母:「ケーキ屋さんでカットケーキを買ってきて頂戴」
自分:「うん、わかった」
ここから抽象化のロジックが働くのです。
何も指定をされていないのですから、ケーキを買うことのできるお店を探せばよいわけです。
もしかすると、同じケーキでも半分の値段で買うことのできるスーパーやコンビニエンスストアがあるかもなと考えることができるのです。
これが身近な抽象化の例といえますね。
抽象化のトレーニングを行うとどういった力が身につくのか?
それは俯瞰思考が身につき、様々なアイデアを生み出すことができるという点です。
偉大なる発明というのは抽象化から生まれることがほとんどです。
さらに言えば数学の公式というのは究極的に抽象化をされたものですね。
普段、私たちは抽象化をあまり意識しないで生きています。
より「具体的に話せ」とか「詳細を教えろ」という風に言われると思います。
確かに具体的に話す場面というのはどうしても必要になります。
しかし具体的に話すにしても必ず抽象的に物事をとらえるというところから具体に落とし込むという作業になるわけなので、抽象化のトレーニングというのは必ずやっておいた方が良いということですね!
抽象化の力をつけるためには何をすればよいのか
じゃあ具体的に抽象化というのはどうやってトレーニングしたほうが良いのか?
ということですね!
この言語化力には以下の3つが書かれていました。
・固有名詞を省く
・時系列は無視する
・行為と現象と関係性だけ抜き出す
まずこの3つから考えて文面を自分なりに作ってみることでしょうか?
先ほどのケーキの件だと
・お店(ケーキ屋)に行ってケーキ(カットケーキ)を買ってくる
と抽象化できるかと思います。
こうすることで、ケーキ屋以外でもおいしい、かつ価格が安いスーパーや、コンビニエンスストアで買うことも考えることができますし、ケーキもカットケーキではなく、家族で食べるものだからロールケーキ買ってきた方が良いかもとお母さんに提案することもできますね。
つまり、物事を抽象化することで考えの幅が広がっていきます。
おそらく最初はかなり難しい作業になると思います。普段そんなことは意識することは少ないですから(私もまだまだ訓練中の身です。)
だからこそ、普段から意識的に訓練を繰り返す必要があるのですね。
今日のまとめ
★抽象化することで物事の考え方の幅が広まる
★抽象化をするうえで重要な3つの項目
・固有名詞を省く
・時系列は無視する
・行為と現象と関係性だけ抜き出す
言語化力の本はまだまだ続きます。順次印象に残った文面やこれは生かせそうだなということがありましたらブログで共有をさせていただきます。
では、ではでは!!